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結核

ページID:0001401 更新日:2022年11月18日更新 印刷ページ表示

結核とは?

結核は、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。昭和25年まで日本人の死亡原因の第1位でした。しかし、抗結核薬やBCGワクチンの普及、生活水準の向上などにより結核による死亡者数や患者数は減少しました。ところが、今でも毎年16,000人が新たに結核と診断され、約2,000人が命を落としている重大な感染症のひとつです。

結核はどうやって感染する?

結核を発病している人が、せきやくしゃみをすることで、飛沫(しぶき)に含まれている結核菌が空気中に飛び散り、それをほかの人が吸い込むことにより感染します(空気感染)。肺以外の臓器が冒されることもあり、からだのあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。

結核の症状は?

初期症状はかぜと似ています。せき、たん、発熱(微熱)、だるさなどの症状が長く続くのが特徴です。2週間以上症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。

結核の治療は?

結核の治療は服薬が中心で、約6か月間程度薬を飲んで治療します。

予防は?

結核は、生活習慣の乱れや免疫力の低下により発病しやすくなると言われています。普段から「バランスのとれた食事」「十分な睡眠」「適度な運動」といった健康的な生活を心がけることが大切です。また、乳幼児は抵抗力が弱く、結核に感染すると重症化しやすいため、BCGの予防接種が有効です。

結核検診を受けましょう

特に65歳以上の人は早期発見のためにも1年に1回は胸部レントゲン検査を受けましょう。市では、65歳以上の人への結核検診を行っています。

結核に関する相談窓口

福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所
 保健衛生課感染症係
 電話0940-36-6098

公益財団法人結核予防会
 外国人結核相談窓口

 電話03-3292-1218・1219、Fax03-3292-1292
 (毎週火曜日10時00分~12時00分、13時00分~15時00分)

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