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ダニ媒体感染症に気を付けましょう

ページID:0007085 更新日:2023年5月26日更新 印刷ページ表示

ダニ媒介感染症に気を付けましょう

 ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによっておこる感染症のことです。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
 山あり、ダニあり (PDFファイル:6.43MB)

マダニに咬まれないように注意しましょう

 特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。
草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。服は、明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)がお薦めです。虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認してください。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
 「ダニ」にご注意ください (PDFファイル:778KB)
 マダニ対策、今できること (PDFファイル:4.28MB)

マダニに咬まれた場合

 マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。

主なダニ媒体感染症

 ▶クリミア・コンゴ出血熱<外部リンク>
 ▶回帰熱<外部リンク>
 ▶重症熱性血小板減少症候群(SFTS)<外部リンク>
 ▶ダニ媒体脳炎<外部リンク>
 ▶ツツガムシ病<外部リンク>
 ▶日本紅斑熱<外部リンク>

ダニ媒体感染症に関する相談窓口

 福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所
  保健衛生課感染症係
   電話0940-36-6098
   FAX0940-47-0031

 

関連リンク

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