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食生活改善普及運動に参加しましょう
厚生労働省では、毎年9月1日から9月30日までの1か月を「食生活改善普及運動」の期間と定め、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとし、「バランスのよい食事」、「毎日プラス1皿の野菜」、「おいしく減塩1日マイナス2g」、「毎日のくらしwithミルク」等に焦点を当て、食生活改善の重要性を普及・啓発することを目的としています。
バランスのよい食事
私たちのからだは私たちが食べたものでつくられています。バランスのとれた適切な量と質の食事を、1日3食規則正しく食べることが健康なからだの土台となります。生活習慣病を予防するためには、食生活を整えることが重要です。
主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよくとりましょう。
食事をおいしく、バランスよく (PDFファイル:1.48MB)
毎日プラス1皿の野菜
大人が1日に必要な野菜の摂取量は350gです。これは、日本人の平均摂取量にもう1皿加えた量に相当します。
毎日しっかりとることが、がんや循環器疾患、糖尿病の予防のために大切です。
野菜がからだによいことがわかっても、今まであまり食べていなかった場合には、たくさんとるのが大変かもしれません。野菜を食べるときには、いためたり、ゆでたり、蒸したりするなど、熱を加えると、かさばらずに食べやすくなります。調理するときには塩分をとり過ぎないように注意しましょう。
おいしく減塩1日マイナス2g
塩分をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。日本の食生活では、伝統的にしょうゆやみそ、漬物など塩を用いた調味料や食品を多くとる傾向があります。低塩の調味料を使用したり、風味づけに香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、徐々にうす味に慣れていきましょう。
毎日のくらしwithミルク
20代~30代の3人に1人が牛乳・乳製品をとっていません。カルシウムとタンパク質がバランスよく含まれる牛乳・乳製品をとりましょう。