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歯周病検診
生活習慣病と歯周病の深い関係
歯周病とは、歯を支える歯ぐきがはれるなどのことを言います。慢性的に炎症があると、そこから出る物質によって、血管が傷んで全身の病気を引き起こすと言われています。
歯周病は糖尿病の合併症の一つであり、糖尿病は歯周病を悪化させるなど、歯周病と糖尿病は影響を及ぼし合っていることが知られています。その他肥満、メタボリックシンドローム、骨粗しょう症、低出生体重児出産とも関連があります。
さらに、歯周病は糖尿病のほか、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞、肺炎、認知症を引き起こします。
また、肥満の人はそうでない人に比べて、1.5倍、喫煙者は5倍、歯周病にかかりやすいと言われています。さらに、歯周病の妊婦は早産や低体重児の出産をしやすくなります。
かかりつけ医で定期健診を
歯みがきをきちんとすみずみまでしているつもりでも、利き手や磨くくせなどで、磨き残しが生じやすいものです。また、入れ歯などの手入れも、知らず知らず自己流になっていることもあります。
口腔ケアをしっかり行うと高齢者の誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の半数近くが減るとも言われています。
かかりつけ医で定期的に歯周病検診を受け、自分のはみがきの方法などに問題がないか相談をしましょう。
対象者
中間市内に住民票があり、令和8年3月31日までに20・30・40・50・60・70歳になる人。
対象者には令和7年5月下旬ごろ受診券(はがき)を郵送予定です。転入してきた人で希望者は問合せください。
検査内容
問診、歯周組織検査、診察
実施期間
令和7年6月1日から令和8年2月28日まで
自己負担額
一般:600円
※生活保護受給者は無料になります。受診前に生活支援課(093-246-6242)に申し込み、「無料」の検診票を受け取ってください。
実施場所
中間市・水巻町・芦屋町・遠賀町・岡垣町の指定医療機関
指定医療機関 (PDFファイル:62KB)
遠賀中間歯科医師会ホームページ<外部リンク>