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今年で「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録されて、10周年となりました。
中間市民図書館では、商工観光課、生涯学習課と協働し、スペシャルな展示を実施中です。
世界文化遺産登録10周年を記念して、それぞれの遺産を舞台にした作品「明治日本の産業革命遺産ミステリー小説」が誕生しました!
公開作品 | 構成資産 | |
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1 |
「軍艦島と白い宝石」著者:八木 圭一氏 |
高島炭坑・端島炭坑(長崎県長崎市) |
2 |
「夏の三角の夢」著者:友井 羊氏 |
三角西港(熊本県宇城市) |
3 |
「幸せな週末」著者:岡崎 琢磨氏 |
三池炭鉱・三池港(福岡県大牟田市・熊本県荒尾市) |
4 |
「八幡女のニセ札騒動」著者:新川 帆立氏 |
官営八幡製鐵所(福岡県北九州市) |
5 |
「すべては水に流して」著者:七尾 与史氏 |
遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市) |
6 |
「あと、ひと言だけ」著者:芦沢 央氏 |
松下村塾ほか(山口県荻市) |
7 |
「奔流と凝固」著者:相沢 沙呼氏 |
橋野鉄鉱山(岩手県釜石市) |
8 |
「先生の言葉を探して」著者:柊 サナカ氏 |
韮山反射炉(静岡県伊豆の国市) |
9 |
「追憶の炭細工」著者:蒼井 碧 |
三池炭鉱万田坑(熊本県荒尾市) |
10 |
「幽霊はどこへ行く」著者:佐藤 青南氏 |
関吉の疎水溝(鹿児島県鹿児島市) |
11 |
「もちろん牛が先」著者:似鳥 鶏氏 |
三重津海軍所跡(佐賀県佐賀市) |
12 |
「明治七年の幽霊船」著者:斜線堂 有紀氏 |
小菅修船場跡(長崎県長崎市) |
※太字の作品がなかま電子図書館でご覧いただけます。
中間市では「遠賀川水源地ポンプ室」を舞台にしたミステリー小説『すべては水に流して』を七尾与史さんが執筆されました。
心がじんわりするような温かいストーリーで、ポンプ室の歴史も味わえる素敵な作品です。
図書館内では関連パネルの展示や「明治日本の産業革命遺産ミステリー小説」の資料、作家の関連資料、遺産に関する本やリーフレットも展示しています。
また、展示している資料は貸し出しできます。ぜひ、展示コーナーにお立ち寄りいただき、様々な資料を手に取ってみてください。
●展示期間 令和8年3月31日(火曜)まで
電子図書館「なかま電子図書館<外部リンク>」とは、スマートフォンやタブレット、ご自宅のパソコンから電子書籍を借りて、インターネット環境があればいつでもどこでも読書を楽しむことができるサービスです。
世界文化遺産と物語の繋がりを活かし、なかま電子図書館では特集展示を行っています。中間市、大牟田市、春日市の3市による合同展示となっており、なかま電子図書館で、他館の書籍も読むことができる特別な展示です。
みなさんのご利用をお待ちしております。
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