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中間市の学校施設は昭和40~50年代に建てられ、その8割が築40年を超え、または迎えようとしています。これらの建物は老朽化が進んでおり、改修を検討する時期に差し掛かっています。
しかし、少子化により40年前と比べ子供たちの数は半減しており、また子どもたちを取り巻く学習環境の変化、地方税の減少・扶助費の増加による厳しい財政状況などを考慮すると、すべての学校を建て替えることは困難と考えられます。
学校施設長寿命化計画は、上記の背景を踏まえ、中長期的な視点から学校施設として求められる機能や役割等を考慮しながら長寿命化改修、建替え等の方向性や優先順位等を設定し、施設整備に要するライフサイクルコストの縮減、財政負担の平準化、児童生徒の安全性の確保や適正な教育環境の充実を図ることを目的として策定したものです。