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がん検診を受けましょう
中間市では、がんにかかっている疑いのある人や、がんにかかっている人を早めに発見し、必要かつ適切な検査・治療につなげることにより、がんの死亡者を減少させるために、各種がん検診を実施しています。
がんは自覚症状がなく進行することが多いため、定期的に検診を受診しましょう。
なお、気になる症状がある場合は、検診ではなく、早めに医療機関に受診してください。
なお、対象者の年齢は、令和6年3月31日時点の年齢です。
生活保護受給者は、生活支援課(電話246-6247)に申込んでください。検診料金が減免されます。ただし、胃がんリスク層別化検査、前立腺がん検診・乳超音波検査、喀痰検査は減免になりません。
がん検診の種類と対象者、受診間隔
胃がん検診
問診、胃部エックス線検査または胃内視鏡検査のいずれかを行います。
[胃内視鏡検査]
50歳以上の男女を対象に2年に1回実施します。
[胃部エックス線検査]
40歳以上の男女を対象に年1回実施します。
胃がんリスク層別化検査は胃部エックス線検査と同時に実施します。
肺がん検診
[問診、胸部エックス線検査]
40歳以上の男女を対象に年1回実施します。
65歳以上は結核検診を含みます。
50歳以上で喫煙指数の高い人(喫煙指数600以上)には喀痰検査(細胞診)を実施します。喫煙指数とは1日の本数×喫煙年数のことです。
大腸がん検診
[問診、便潜血検査]
40歳以上の男女を対象に実施します。
子宮がん検診
[問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診]
20歳以上の女性を対象に2年に1回実施します。
ただし、一部の産婦人科では必要に応じて子宮体部検診も実施しています。
乳がん検診
[問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)]
40歳以上の女性を対象に2年に1回実施します。視診、触診はありません。
[問診、乳超音波検査(乳腺エコー)]
30歳から39歳までの女性を対象に実施します。
前立腺がん検診
[血液検査(腫瘍マーカーPSA測定)]
40歳以上の男性を対象に実施します。
受診方法
指定の日時、会場で集団で受診する「集団健診」と指定の医療機関で個別に受診する「個別健診」があります。6月~翌年1月まで(個別健診は2月末まで)の間に、どちらかを選んで受診することができます。
なお、入院中、妊娠中の人は受診できません。
また、職場でがん検診を受診できる機会がある人は、職場でのがん検診を優先してください。
令和5年度中間市のがん検診・健康診査 (PDFファイル:307KB)
集団がん検診
事前予約制です。
がん検診と一緒に対象者は特定健康診査、健康診査、後期高齢者健康診査、わかば健診(国民健康保険加入者)も受診することができます。
協会けんぽ被扶養者(家族)は協会けんぽコラボ健診として指定日に受診できます。詳しくは協会けんぽ福岡支部「電話092(284)5840」にお問い合わせください。
健診の受付時間は全日程午前中です。また、感染症の発生状況や天候に応じて、中止(延期)する場合がありますので、ご了承ください。
集団健診会場での感染症対策について
密閉を避けるための換気、密集・密接対策、従事者の検温及び体調管理、手指や機材の消毒など感染対策を行っています。受診を希望するみなさまは日ごろから体調管理に心がけ、体調不良時は日程変更をするなど、ご協力をお願いします。なお、マスクの着用については個人の判断が基本となります。重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患を有する人はご自身を感染から守るためにマスク着用が効果的です。
集団健診の日程と会場、申込締切日
集団健診の日程(令和5年度)をご覧ください。
集団がん検診の費用
胃がん検診
[胃部エックス線検査]
一般:2,000円、減免者:無料
[胃がんリスク層別化検査]
全額実費:2,550円
肺がん検診
[問診、胸部エックス線検査]
一般:400円、減免者:無料、全額実費の場合:2,200円
[喀痰検査(細胞診)]
一般、減免者:500円
大腸がん検診
[問診、便潜血検査]
一般:300円、減免者:無料、全額実費の場合:1,870円
子宮がん検診
[問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診]
一般:700円、減免者・クーポン対象者:無料、全額実費の場合:3,565円
乳がん検診
[問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)]
40歳代・クーポン対象者:1,100円、50歳以上:800円、全額実費の場合:40歳代:5,600円、50歳以上:4,070円
[問診、乳超音波検査(乳腺エコー)]
全額実費:3,550円
前立腺がん検診
全額実費:2,050円
申込方法
[1]申込
上の日程から選択し、1.~4.いずれかの方法で申込みください。
- はがき、Fax、メール
- 「集団健診申込はがき」
中間市国保加入者(40歳~74歳)に健診案内と申込はがきを郵送します。がん検診無料クーポンの対象者に検診案内と申込はがきを郵送します。 - 保健センター窓口
- 電話
申し込み先・問い合わせ先
〒809-0014
中間市蓮花寺三丁目1番6号
保健センター(申込締切日必着です)
(注意)開館時間8時30分~17時15分。土曜日・日曜日、祝日、12月29日から1月3日までは休みです。
電話:093(246)1611
Fax:093(246)3024
メール:genki@city.nakama.lg.jp(受付専用のアドレスです)
(注意)健康増進課や保健センターのアドレスではなく、受付専用のメールで申込みをしてください。住所、氏名、生年月日、電話番号、希望の検診名、希望日(第2希望まで)、託児の設定日の託児希望者はお子さんの生年月日と氏名を忘れずにご記入ください。
託児をキャンセルする場合、必ず連絡してください。
[2]通知
健診日の約1週間前までに問診票や注意書き、持ち物、検査容器などを住所地に送付します。
健診日当日の受付時間は密にならないように時間を区切って、案内します。
時間や検診項目の変更などの希望があれば、保健センターに連絡してください。
定員を超えた場合は第2希望の日程になる場合があります。第2希望になる場合は、締切日前後に保健センターから連絡します。
[3]検診当日
指定された受付時間内に会場にお越しください。受付で健診料金を支払い検診を受診します。
やむを得ず、受診日当日に検診項目を追加する場合、受付でその旨お伝えください。定員に余裕がある場合、飲食など検査に影響がない場合はお受けいたします。
ただし、検診開始後の項目追加はお断りすることがあります。特に、胃バリウム検査後の胸部エックス線撮影はバリウムが写るため、追加はできませんので、ご注意ください。
[4]結果通知
検診結果は、受診日の約1か月後を目安に通知します。
個別がん検診
指定の医療機関で実施します。集団健診の日程で都合がつかない人におすすめです。
「肺がん(40歳以上)」
直接、実施医療機関に予約してください。予約の際は『中間市のがん検診』と伝えてください。検診当日に「本人が確認できるもの(健康保険証など)」「検診料金」をお持ちください。
「胃がん内視鏡検診(50歳以上)」「乳がん(40歳以上女性)」「子宮がん(20歳以上女性)」
2年に1度の補助になります。問診票を発行しますので、事前に保健センターにご連絡ください。
その後、実施医療機関に予約をしてください。
胃がん内視鏡検診(50歳以上)を受けた人は、翌年度も含めて、胃部エックス線検査(バリウム検査)を受けることができません。
中間市・遠賀郡の実施医療機関 (PDFファイル:417KB)
個別がん検診の費用
新型コロナウイルス感染症の発生状況により、事前に必要な検査を行ったり、健診実施を見合わせている医療機関もあります。必ず、事前にお問い合わせのうえ、受診してください。
胃がん検診
[胃部内視鏡検査]
一般:3,000円、減免者:無料
肺がん検診
[問診、胸部エックス線検査]
一般:1,000円、減免者:無料
[喀痰検査(細胞診)]
一般、減免者:1,600円
子宮がん検診
[問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診]
一般:1,600円、減免者・クーポン対象者:無料
必要に応じて子宮体部検診を行う場合は別途、一般:800円、減免者:無料
乳がん検診
[問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ)]
40歳代:1,600円、50歳以上:1,600円、減免者・クーポン対象者:無料
子宮がん検診・乳がん検診のクーポン券を利用した無料がん検診
がんは国内において、昭和56年から死亡原因の第1位であり、令和3年(2021年)にがんで死亡した人は年間38万1,505人(男性22万2,467人、女性15万9,038人)でした。女性では、令和3年(2021年)の死亡数が多い部位は「1位:大腸がん」「2位:肺がん」「3位:膵臓がん」「4位:乳がん」「5位:胃がん」でした。
また、令和元年(2019年)の罹患数が多い部位は「1位:乳がん」「2位:大腸がん」「3位:肺がん」「4位:胃がん」「5位:子宮がん」でした。
がんを早期に発見することがきわめて重要ですが、がん検診受診率は低い状況にあります。
このため、下記の年齢の人を対象に、がん検診無料クーポン券と案内文書をお送りします。
転入した人で、受診を希望する場合はクーポン券を発行しますので、保健センターにご連絡ください。ただし、前住所地で既に受診した場合は、対象になりません。
職場でがん検診を受診できる機会がある人は、職場でのがん検診を優先してください。
令和5年度に事業の対象となる人(女性のみ対象です)
検診の種類 | 対象者の生年月日 |
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子宮がん検診 | 平成14年4月2日~平成15年4月1日 |
乳がん検診 | 昭和57年4月2日~昭和58年4月1日 |
※新型コロナウイルス感染症の影響により令和4年度の受診ができなかった令和4年度の対象者については、令和5年度の対象者とみなすことができます。
実施医療機関:福岡県医師会ホームページ<外部リンク>を参照してください。
がん情報
がんやがん検診について詳しく知りたい人はがん情報サービスをご覧ください。
がん情報サービス<外部リンク>
福岡県のがん対策
福岡県のがん対策の一覧<外部リンク>
各種検診精密検査実施医療機関名簿
福岡県集団検診協議会が登録する各種検診精密検査医療機関の名簿を掲載しています。福岡県医師会ホームページの「お知らせ:県民の皆様」をご覧ください。
福岡県医師会ホームページ<外部リンク>