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中間市の小中学校は、いずれも昭和40年代から50年代に建てられたもので、現在は、必要な箇所の修繕を行いながら、現状維持に努めています。しかしながら、校舎を中心に非常に老朽化が進んでおり、教育活動に支障をきたしている状況も見られます。
一方で、児童生徒数に目を移すと、これらの学校が建てられたころには7,000人を超える子供たちがいましたが、少子化が進み、令和2年度の学校基本調査によれば、2,750人ほどと、ピーク時の半数以下になっているのが現状です。
これらの現状を踏まえ、学校施設の建て替えや統廃合、またそれに伴う財源をどう賄うのかなど課題が山積しています。このような中、国は、単なる学校の建て替えではなく、長寿命化改修という技法を用いることで、国や地方の財政負担を軽減し、学校の耐用年数を延長させることができるとして、各自治体に長寿命化計画の策定を求め、中間市においても、平成30年度に中間市学校施設長寿命化計画を策定しました。
しかし、長寿命化計画だけでは、財政負担の軽減、そして何より教育効果を考慮した学校規模の適正化や教育環境の向上にはまだまだ結びつかないというのが、中間市の実状です。
未来の学校の価値を形作っていくうえで、Ictなどを駆使した教育の質の向上や、少子化の影響による学級や教員の数が減少している問題、地域コミュニティの拠点として求められる学校のあり方など、様々な問題に取り組んでいかなければなりません。
本基本計画は、地域の実情に適した将来に渡って持続可能な学級数を確保できる学校規模を目指し、子供たちに最適な教育環境を整備、充実させることができ、かつ教育の質の向上につながるような将来の学校のあり方を示すことを目的として、小中学校の学校規模の組み合わせ案を5つ提示しています。
「中間市学校施設再編基本計画」(令和4年4月)(PDF:5,309KB)
別冊「中間市学校施設再編基本計画(案)に対する市民意見提出手続(パブリックコメント)の実施結果について」(PDF:9,918KB)
中間市学校施設再編基本計画【概要版】(広報なかま令和4年6月号全世帯配布資料)(PDF:436KB)
中間市学校施設再編の取組みについて(広報なかま令和4年8月号全世帯配布資料)(PDFファイル:869KB)
将来の学校のあり方を検討するために設置された「中間市学校施設再編基本計画策定委員会」は、令和2年12月から令和4年1月までに全7回開催されました。策定委員会では、子供たちが通いたい学校、保護者が通わせたい学校、教職員が働きたい学校をキーワードに、児童生徒数の減少や学校施設の老朽化、Ict教育をはじめとした教育内容の多様化、感染症対策など、様々なニーズに対応できるような新しい未来型の学校施設の整備、充実を目指し、将来に渡って持続可能な学級数を確保することができる学校規模について協議・検討を行いました。
中間市学校施設再編基本計画策定委員会設置要綱(PDF:56KB)(令和2年4月1日施行、令和4年4月1日廃止)
資料1「中間市学校施設長寿命化計画」(PDF:3,312KB)
資料2「中間市学校施設整備基本計画案」(PDF:26,348KB)
補足資料1「なぜ学校再編を今考えなければならないか」(PDF:1,305KB)
補足資料3「中間市第4次総合計画実施計画」(PDF:10,037KB)
資料1「小中学校の現状把握について」(PDF:4,176KB)
資料6「市内小中学校施設等の現状把握に向けた教員アンケート調査結果報告書」(PDF:11,775KB)
資料1「将来の学校のあり方について~現在そして未来の学校の方向性~」(PDF:576KB)
資料2「学校施設再編の検討について」(PDF:1,343KB)
資料3「再編案比較検討資料(改訂版)」(PDF:549KB)
資料1「児童生徒数の将来推計について」(PDF:375KB)
資料2「地域の実情に適した将来に渡って持続可能な学校規模の検討について」(PDF:673KB)
資料1「地域の実情に適した将来に渡って持続可能な学校規模の検討について」(PDF:1,316KB)
資料1「中間市学校施設再編基本計画(案)」(PDF:2,423KB)
資料2「第7回中間市学校施設再編基本計画策定委員会終了後について」(PDF:123KB)
中間市学校施設再編基本計画(案)に多くのご意見をいただきありがとうございました。
意見の概要とこれに対する教育委員会の考え方を公表いたします。
中間市学校施設再編基本計画(案)に対する市民意見提出手続(パブリックコメント)の実施結果について(PDF:9,918KB)