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水道水の色・臭いが気になるときは

ページID:0001919 更新日:2022年11月18日更新 印刷ページ表示

水に色が付く場合

使い始めだけに色が付く

使い始めだけに色が付く場合は、長い時間、水道水が家の中の配管に滞まったことで、管内に付着した鉄さびが流れ出たためと考えられます。
鉄は人体の必須元素で、過剰に摂取しても大部分が排泄されるため、重大な健康障害を起こすことはありません。出始めの水をしばらく流してからお使いください。

常に赤い水が出る

常に赤い水が出る場合は、配管全体が古くなり、さび付いていることが考えられるため、配管を取り替えることをお勧めします。
配管の工事をされるときは、施設係まで依頼してください。

水が白く濁っている場合

しばらく水を流してください。ほとんどのケースでは、色は消えて透明に戻ります。
これは圧力がかかった水道管の中で水に溶けていた空気が、蛇口を開けることにで開放され、気泡となることにより見られる現象です。衛生的にまったく問題ありません。

浴槽などが青くなる場合

浴槽やタオルが青くなる原因は、配管に使われている銅が溶けだし、浴槽やタオルに付いたせっけんや汚れの成分と反応したことによるものと考えられます。
容器やタオルにせっけんや汚れが残らないように、こまめに洗浄すれば大丈夫です。

水まわりが桃色になる場合

桃色や赤い色のシミは、空気中の雑菌が浴槽やトイレなどの水まわりで繁殖したものと考えられます。
これらの雑菌は病原菌ではありませんが、こまめに清掃することと、日頃から換気をよくして湿気を減らすことで予防できます。

水まわりに白いものがつく場合

やかんや加湿器の噴き出し口などに、白いものが付着することがあります。これは、水道水が蒸発した後に残るミネラル分(カルシウム、マグネシウムなど)と考えられます。
こまめに清掃することをお勧めします。

水から異臭味がする場合

塩素(カルキ)臭い場合

塩素による殺菌をしているため、塩素(カルキ)臭を感じることがあります。臭いが気になるときは、水を沸騰させてからお使いください。

灯油臭い場合

外の灯油のタンクや配管から灯油が漏れ、土中の水道管が灯油で浸されて、水道水に臭いが付いたことが考えられます。
油の浸透した土を取り替え、臭いが消えるまで水を流してください。
灯油タンクや配管は、水道管と離れた位置に設置することをお勧めします。

金属的な臭いや味がする場合

家の中の配管に、鉄や銅などの金属が使用されている場合は、管内に長時間滞留した水に金属の臭いや味が付いていることがあります。
しばらく流してから利用したほうがよいでしょう。

カビ臭い場合

水の停滞する河川や池では、主に夏季に藻類が繁殖し、水道水に「におい」をつけることがあります。「におい」に健康被害はありません。冷やして飲むと「におい」は減ります。