ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 建設産業部 > 都市計画課 > 中間市内の公共交通

本文

中間市内の公共交通

ページID:0001182 更新日:2022年11月18日更新 印刷ページ表示

中間市コミュニティバス

中間市コミュニティバス全系統の路線図・時刻表 (PDFファイル:2.13MB)

公共交通を取り巻く状況

公共交通は、自家用車などを運転できない高齢者や学生にとって生活に必要不可欠な移動手段ですが、自家用車の普及や少子高齢化など様々な影響によって、鉄道・バス・タクシーなど公共交通機関の利用者数は年々減少し続け、地方鉄道やバス路線の廃線・減便が相次いでいます。
負のスパイラル乗客数が減少して採算がとれなくなると、やむなく運行経費を抑えるために減便などを行うことで利便性が低下し、そのためにいっそう乗客離れを引き起こすという、いわゆる公共交通の「負のスパイラル」が引き起こされているのです。

バス路線が廃止された地域の多くは、自治体がコミュニティバスを走らせたりバス事業者への赤字補填を行うことによって住民の生活の足を確保していますが、自治体の財政事情はどこも厳しく、その多額の経費負担が大きな問題となってきています。
このままの状況が続くと、いずれ公共交通機関が全くない交通空白地域がさらに増えていくことになります。

今、運転ができる人にとっては差し迫った問題には思えないことかもしれませんが、誰でもいずれ高齢になり、クルマが運転できなくなるときがやってきます。
そのときになって公共交通機関がなく不便な生活を強いられることがないためにも、今ある地域の公共交通を守っていくことが大切なのです。

クルマと公共交通

クルマは、自宅から目的地までドア・ツー・ドアで運んでくれる、とても便利で快適な乗り物です。
しかし過度に依存しすぎると、お金・安全・健康・環境など様々な面で悪い影響が出てくることもあります。
ここで少しクルマの代わりに身近な公共交通機関を使うことを考えてみてはいかがでしょうか。

クルマとお金

電車やバスに乗ると、その度にサイフから運賃を数百円支払わなければなりませんが、一方クルマだと、1回の運転にはガソリン代以外に代金は発生していないような気がします。
しかし、車両購入費をはじめ保険料や税金など、購入から廃車までにかかる様々な経費を日数で割ってみると、実はクルマの維持のためには、仮にまったく車に乗らなくても毎日約1,000円支払っている計算(ガソリン代を含めると約1,200円~1,500円)になるのです。
外出する頻度や行き先にもよりますが、電車やバスを使った方がクルマを所有するより交通費を安く抑えることができるかもしれません。


クルマと安全

誰でも「自分は事故を起こさない」と思って運転しています。
しかし事故データやクルマの利用者数などから換算すると、一生のうち、

  • 5人に3人のドライバーが人にケガをさせてしまいます。
  • 約160人に1人のドライバーが死亡事故を起こしています。(出典:警察庁『警察白書』)

特に、人は誰でも高齢になると、危険を察知してからブレーキを踏むまでの反応速度が鈍くなり、クルマが停止するまでの距離も長くなります。
自分も相手も不幸にしてしまう交通事故の危険性は、クルマを運転する限り常にあなたの身近に潜んでいます。
クルマとの付き合い方について、もう一度考えてみることも必要ではないでしょうか。


クルマと健康

クルマの中では、人はずっと座ったままで移動することができます。
1時間クルマで移動(102キロカロリー)するのと、電車・バスを使う(220キロカロリー)のとでは、2倍以上もカロリー消費量が違います。(出典:厚生労働省『第6次改訂日本人の栄養所要量』)
健康のためにも、公共交通機関を利用してみませんか?


クルマと環境

クルマを使う場合の二酸化炭素(CO2)排出量は、バスを使う場合の約3倍、鉄道を使う場合の約9倍といわれています。
また、クルマの利用をわずか数分控えることで削減できる二酸化炭素の排出量は、例えば冷暖房を控えめの温度にしたり、電気をこまめに消したりすることで削減できる量の数倍から数十倍に相当するといわれています。(出典:環境省『一人ひとりの地球温暖化対策』)
地球環境のため、こどもたちの将来のために身近なできることからはじめてみませんか。

中間市地域公共交通会議

中間市地域公共交通会議は、下記の目的のために設置し、平成26年5月20日に第1回目の会議を開催致しました。

(設置目的)

  1. 道路運送法及び地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、地域旅客運送サービスの持続可能な提供の確保に資する地域公共交通の活性化及び再生を推進するための協議を行うため。
  2. 地域における需要に応じた住民の生活に必要なバス等の旅客輸送の確保その他旅客の利便の増進を図り、地域の実情に即した輸送サービスの実現に必要な事項を協議するため。

開催状況

中間市地域公共交通網形成計画(平成28年3月公表)

計画策定の目的

中間市地域公共交通網形成計画は、「交通政策基本法」の基本原則に則り、今後のまちづくりを踏まえながら、地域が抱える問題を把握し、市民の快適な利用と持続可能な公共交通ネットワークの実現をめざす市域全体を対象とした、望ましい公共交通のすがたを明らかにするマスタープランの策定を行うことを目的としています。

計画の位置づけ

中間市地域公共交通網形成計画は、総合計画や都市計画マスタープランなど関係計画との一体性を確保し、中間市がめざす「コンパクトな多核連携都市の形成」に向けた市の公共交通計画です。

計画の区域

中間市全域

計画の期間

2016年(平成28年)から2020年(令和2年)まで【概ね5年間】

計画の内容

中間市地域公共交通網形成計画(PDF:10.33MB)

市内公共交通マップ

中間市公共交通おでかけMAP(PDF:3.38MB)(平成29年3月)

関連リンク(外部サイトへリンク)

九州のりものinfo.com<外部リンク>

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)