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予防接種の一番の目的は、適切な時期に必要なワクチンを受け、かかってほしくない病気にこどもがかからないようにすることです。
ワクチンで防げる病気には、感染すると命にかかわったり、後遺症が残ったりするものもあります。
予防接種は、体調が悪いお子さんと待合室で一緒にならないように、通常の診療と予防接種の時間帯を分けている医療機関が多いので、心配であれば、医療機関に、事前に確認されてみてください。
また、医療機関の滞在期間を極力減らすため、問診票は事前に記入しておいた方がよいと思います。
予防接種で、こどもの感染症予防を心がけましょう。
接種を受けるお子さんの健康状態を普段からよく知っている親族等で適切な人(祖父母、成人の兄姉等)が同伴すれば、予防接種を受けることが可能です。その際は、委任状(予防接種予診票の裏面)の記入が必要となります。委任状は保護者本人及び同伴する人が署名し、接種日に同伴する人が医療機関に持ってきてください。
中間市では、予防接種法により定められている定期の予防接種を、指定の医療機関で実施しています。対象年齢・接種期間に相当する人は、無料(全額公費負担)で接種を受けることができます。乳幼児期だけでなく、学童期にも必要な予防接種があります。
ワクチンの接種の積極的な勧奨の差し控えが行われていましたが、令和3年11月に解除され、令和5年4月より、9価の「HPVワクチン」を公費で接種できるようになりました。
従来の定期予防接種対象者(小学校6年生~高校1年生相当の女子)とともに、定期予防接種接種機会を逃した人への救済措置(キャッチアップ接種〈平成9年度生まれ~平成17年度生まれまでの女性〉)も3年間(令和4年4月1日~令和7年3月31日)まで無料で受けられるようになりました。
定期予防接種として接種を希望する場合は、効果と副反応を十分に理解したうえで、接種してください。県内の広域予防接種実施医療機関以外での接種は、事前の手続きが必要です。
【厚生労働省】ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHpvワクチン<外部リンク>
以下の生まれの人は、特例措置があります。
平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの20歳未満の人の受け方について(PDF:103KB)
20歳の誕生日の前日まで、合計4回接種を受けることができます。
予防接種の種類によって、対象者や接種時期、接種回数、接種間隔などが異なります。
予防接種の種類・対象者表 (PDFファイル:64KB) をご参照ください。
もっと詳しく知りたい方は、
【厚生労働省】定期予防接種で予防できる病気について<外部リンク>
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール<外部リンク>をご覧ください。
事前に医療機関にお問い合わせをして、予約して受けましょう。
予防接種を受けることができる医療機関(市内) (PDFファイル:78KB)
市外の実施医療機関<外部リンク>
遠賀郡内の実施医療機関や福岡県内の予防接種広域化実施医療機関で受けることができます。接種したい医療機関が広域化加入医療機関でない場合は、書類が必要であるため、事前にこども家庭センターへお問い合わせください。接種後の場合は定期接種と認められず、全額自己負担となります。
長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった等の理由で、定期予防接種の機会を逃した人も接種を受けられる場合があります。詳しい内容はこども家庭センターにご相談ください。
小児がん等の治療のための造血細胞移植後、医師が必要と認めた予防接種ワクチンを再接種する場合に、再接種にかかる費用の一部または全部を助成します。
助成を希望する場合は、事前に申請が必要です。こども家庭センターにご連絡ください。
造血細胞移植後の予防接種ワクチン再接種費用のご案内 (PDFファイル:148KB)
下記のとおり相談内容に応じて、福岡県では次のような相談窓口を設置しています。
いずれも受付時間は午前9時から午後5時15分までです。(土曜日・日曜日、祝日、12月29日から1月3日までを除きます)
厚生労働省の感染症・予防接種相談窓口<外部リンク>